トータル的にピンサロはコスパがいいのか?
どんなにデリヘルが勢いづいても、ソープランドの本番に魅力を感じても……。それでも風俗ファンは、ピンサロ沼からなかなか抜け出せないリアル。
ブラックともホワイトとも言い切れない形態だからこその吸引力は、もはや計り知れないものがあります。
箱がありながらそのサービスはパーテーションで区切っただけの大部屋、しかも他のお客とスタッフの目を気にしながら性的サービスを受ける。そして大音量のミュージック……、こんな卑猥な業種が見られるのはきっと日本だけ。
そんな異端さがピンサロの面白みなのですが、男性客に支持されているもう一つの要因はその値段の安さ。
できる行為が限られているからこその値段設定ではありますが、ピンサロはピカイチのコスパを誇ると捉えられがち。
しかし、それはあくまで金銭的負担率を指すだけであり、トータルでそのコストパフォーマンスを考えると疑問符が付くわけです。
立地にもよりますが、ピンサロの料金相場は約3000円から6000円程度。(30分のコースの場合)
しかし、トータルコストパフォーマンスを考える際は、ピンサロの弱みも考慮に入れなければなりません。その例を以下に挙げていきましょう。
・選択可能オプションが少ない
・手と口によるサービスが中心であり、デリヘル等の基本プレイすら十分に楽しめない
・正規の性風俗店ではないため、お店&嬢の衛生対策が不十分(シャワー室もない)
・人にもよりますが他人、周りの目が気になってプレイに集中できない
・ピンサロ歴ウン十年のベテラン嬢も多い。地雷率が高い)
どんな風俗を利用するにしてもそこにはメリット、デメリットがありますし、業種別の特色があるのは事実。
しかし、プレイに制限が出てしまう(希望プレイをするには複数のオプションを選ばなければならない)、そして衛生面は特にピンサロの弱点といえます。
確かにイソジンでうがいをしたり、アソコを一生懸命おしぼりで拭いてくれますが、それだけでは性病をシャットアウトするには不十分ですし、なんといってもナマでのサービスが基本。
そして、短時間一発勝負みたいな側面が強いため、お店の回転率は異常に早くなります。
そんなこんなで性病感染率も必然的に高くなってしまい、結局は顧客満足度が下がってしまうわけです。
ピンサロならではの空間、花びら回転などのサービスは確かに独特でエロ心を刺激しますが、プレイ料金のお手軽だけでは測れないリスクが潜んでいることは明白。
早朝料金や各種割引も充実していますが、プレイ、性病感染の可能性などを考えると、ピンサロのコスパは決して良好とは言い切れないのです。
中にはお店側が女の子の性病検査費用を負担したり、男性受けのいいルックス、年齢の女の子ばかりを揃えているところもありますが、あくまで一部の店舗のみ。
顧客側はピンサロという現場の特徴を踏まえるだけでなく、いかに安全なサービスを提供しているのかを軸にお店選びをすることが大切です。
風俗遊びは料金設定と、いかに安く楽しめるかということにばかりに注視しがち。
しかし、安さだけを追求してしまうと「安かろう悪かろう」な結果に悔しさをかみしめることになるので、業種選び、お店選びは徹底吟味が必須になってきますよ。