ダンディが集う「クラブ」
クラブとは、ホステスと呼ばれる女性従業員が男性客の隣に座って接待をする飲酒店のことです。クラブが多い地区として東京の銀座や六本木などが有名です。
飲酒店の中でも料金が高いことから、しばしば「高級クラブ」と言われたりします。紹介がないと入店できない会員制の店も多いですが、きちんとした服装で名刺などを提示すれば飛び込みでも入店できる場合があるようです。
ホステスは高級なドレスや着物を着ており、容姿や接客態度や会話なども一流なのでお客は気持ちよくお酒を飲むことができます。お客さんとフランクな感じでの会話はせず、正しい敬語、食事の作法、新聞をチェックして時事ネタを取り入れた会話などができて当然だと言う雰囲気です。
客層としては40代以上の身なりのいいオジサマが多い印象です。キャバクラのように女の子とワイワイ楽しく飲むという感じではなく、どちらかと言うとお金に余裕のある方が綺麗な女性とゆっくり飲むと言った感じです。
ホステスさんのほかに、店の経営を取り仕切る「ママ」と呼ばれる女性がいるのも特徴です。
料金はフリータイム制で時間制限はありませんが、長時間滞在するとタイムチャージがかかることがあります。セット料金とボトルキープ代、各種チャージ、サービス料などがかかり、予算は5万〜10万円ぐらいでしょう。ほかにもシャンパンやワインなどの高級なお酒や、フルーツなどを注文すれば20万〜30万ぐらいのお会計にはすぐになります。お財布の中身を気にしないでいい人向きの店だと言えるでしょう。
同伴やアフターでお客さんとホステスが食事や買い物に行く際にも、高級店がよく使われます。